当院では、一時的な症状の改善しか望めない、その場しのぎの治療は行っておりません。

 

　一人一人、虫歯や歯周病になってしまった原因はそれぞれ違います。

そのことを知らずに治療だけ行うことは対処療法に他なりません。

　必要な検査と、必要に応じた精密検査を行うことで一人一人のリスクを判定し、

治療プログラムを作成・治療を行います。

その後は必要な再検査を行い、長く健康な口腔を維持するための予防プログラムへと移行していきます。

日本人の歯の本数

 

　人間の歯の本数は２８本あります。

上の図は、各年齢別の残存歯を厚生労働省が調べた結果です。調査が新しくなるに従い歯の本数は増えていますがまだまだ年齢とともに歯の本数が減っているのがわかります。

適切な検査と治療と予防をすることで８０歳で２０本を目指しましょう。

平均寿命と健康寿命の差

 

　平均寿命と健康寿命（介護などをうけないで生活できる寿命）の差は女性で１３年、男性で９年もの差があります。この期間は必ず誰かの手を借りなければ生活することができないことを示しています。

　自分の歯でしっかりと噛むことができればこの期間を縮め、健康的な生活をおくることがことが可能です。

 

予防意識の低い日本人

 

　世界に誇る長寿国の日本ですが世界的に見て定期検診を受ける意識の低いことがわかります。

　歯科の先進国である欧米諸国は定期検診をうける人の割合が50％を優に超えているのに対し日本は５％にも及びません。

その結果80歳時の残存歯数に大きな違いがでています。